配列
 
配列には変数と違い、複数のデータを格納することができます。
PHP以外にもプログラムをする際に配列は多用しますのでしっかりと理解しておくことが大切です。
 
基本的な配列

配列は以下の書式で定義できます。以下は最も簡単な記述方法です。

例:
$a[] = "要素1";
$a[] = "要素2";
$a[] = "要素3";
これで、配列$aには「要素1」という文字列が代入されます。以下要素2、3も同じように代入されます。
値を取り出す時は(以下、分かりやすいよう、print関数で表示させています。)
print ($a[0]);
と記述すれば「要素1」を取り出すことができます。格納した順にインデックス番号が振られると考えましょう。
ここで注意して欲しいのは、番号は0から振られるということです。私たちが数字を数えるときは1から数えま
すが、コンピューターは0から数えます。ですから配列の先頭は0番ということになります。
わかりやすくビジュアル化するとこうなります。
 
また、以下のように複数の値を一つの変数に設定することもarray()関数を使うことでできます。
$a = array("要素1","要素2","要素3");
これで変数$aに複数の値が配列として代入されました。例えば、ここから要素2を取り出す場合は
print ($a[1]);
と記述すればOKです。
 

■explode関数

要素の区切り文字を基準として配列するのにはexplode()関数を使用します。
例えば、「名前・性別・住所・電話番号」など一つのまとまったデータを記号で区切って管理したいときなどに
便利です。
$a = explode(",","要素1,要素2,要素3,要素4,要素5");
詳細は、関数でまず最初に区切り文字を設定します。(今回は「,」です。分かりやすく赤文字にしてあります。)その指定した記号で区切って要素を格納して変数$aに代入しています。
 

要素を取り出す場合は、例えば要素3の場合「,」で区切られた3番目の要素を指定すればいいので、

print ($a[2]);
と記述すればOKです。0からカウントするのでこの場合は3番目の要素のインデックス=2となります。
区切り文字を0から数えて指定すれば簡単だと思います。
 

■連想配列

インデックスに任意の文字列を使用することものを連想配列といいます。インデックスの文字列で要素を連想すると考えるとわかりやすいです。
$a = array("one"=>"1","two"=>"2","three"=>"3");
このように記述します。赤文字がインデックスです。例えば「2」を呼び出す場合は
print ($a["two"]);

と記述すればOKです。

 
以上で基本的な配列の説明は終わりです。
始めたばかりの頃は何に使うのかまだピンとこないかもしれませんが、実際にコードを組んでいくうちに
活用の仕方やどういう時にどういった配列が必要なのかが分かってくると思います。
 
 
 
 

 

 
 
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