プログラムを作ってみよう
 
では、実際に簡単なプログラムを作ってみましょう。今回はおみくじプログラムを作ってみます。
今回はおみくじプログラムを作ってみます。
 
まずプログラムを作る前に
プログラムを作る前に、そのプログラムにどのような機能が必要か、どのような動きをさせるかなどを考えて
決める必要があります。今回は簡単なものなので、1画面しかありませんが複雑なプログラムになるとこのよう
な「設計図」はしっかりと決めておくことが大切です。

今回は、「その画面にアクセスするとランダムでその日の運勢が出る」ものにします。

 
・プログラムの構成

ランダムに数字(乱数)を発生させる>

<表示する運勢メッセージを格納する配列を作る>

<運勢メッセージのインデックス番号(キー)にランダムな数字を設定する>

 
このような構成で作ることができます。配列のキーに乱数を設定するのは分かるけど、乱数ってどうやって発生
させるの?と思うでしょう。ここで新しい関数の登場です。
 
・rand関数
設定した数字の間でランダムに数字を発生させます。記述方法は以下の通りです。
rand(発生させる数字の最小値 , 発生させる数字の最大値)
シンプルなので分かりやすいと思います。ではこれを組み込んでプログラムを記述していきましょう。
<?php
   $no = rand(1,5);             //1〜5の数字をランダムで発生させる
   
   $unsei [1] = "大吉!おめでとう!";      //配列に数字をキーに設定してメッセージ格納
   $unsei [2] = "中吉!いいことがあるかもしれません。";
   $unsei [3] = "吉!良い一日になりそうです。";
   $unsei [4] = "凶!気をつけましょう。";
   $unsei [5] = "大凶!今日は落ち着いて行動しましょう。";

print $unsei[$no];              //乱数を格納した変数をキーに配列$unseiを表示
?>
これで完成です。omikuji.php として保存して、http://localhost/omikuji.php にアクセスしてみましょう。
何度か更新してみてください。メッセージがランダムで表示されると思います。
 

詳細は、まず、rand関数で1〜5の乱数を発生させ、それを変数$noに格納します。

次に、配列$unseiに1〜5の数字をキーに指定してメッセージをそれぞれ格納します。
ビジュアル化すると、こんな感じにメッセージが入っています。
これを、$unsei[$no] で取り出して、表示しています。
 
簡単なプログラムですが、実際に動かしてみると楽しいものです。では、これを更に発展させていきましょう!
 
 
 

 

 
 
(C)1999-2003 BE CORPORATION All rights reserved.Terms of Use. Privacy Policy.